こんにちは、こぱぱです。
ファイナンシャルプランナーさん(FPさん)へ相談に行くとき、事前にどのような準備をしておくべきか?
初めてだと右も左もわからないので、結構悩みますよね。
今回は、FPさんへの相談前にすべき準備、当日持って行くと良いものについてまとめました。
これからFPさんへの相談を考えている方は参考にしてみてください^^
- FPさんへ家計の相談
- FPさんへライフプランの相談(将来のシミュレーション)
今回は、これらを相談に行くときの準備をイメージしています。
FPさん相談までの準備リスト
初回の打ち合わせまでの準備を簡単にリストにするとこのような感じです(↓)
全て必須というわけではないですが、時間の許す限り準備をしていくことをオススメします。
この準備をどれだけ念入りにしたかで、当日の打ち合わせに臨む際の自分の心構えも変わってきますよ。
「現状の把握」と「将来の計画」
先ほどのリストの項目は、簡単に分けると『現状の把握』と『将来の計画』になります。
現状の把握 と 将来の計画
現在 と 未来
現在と未来、これらはどちらも大切なので、この機に確認しておくと良いですね。
将来の計画が未定の場合は、夫婦・家族でしっかりと相談しておきましょう。それをもとに今後のライフプランを立てて行くことになります。
とても大切なことなので、FPさんへの打ち合わせ前にしっかりと時間を作って、見直しと相談をしておきましょう。
現状の把握
まずは現状の把握です。
- 今の家計はどのような状態か?
- 毎月の収入はいくらで、支出はいくらなのか?
- 今の貯金高はいくらで、その他金融資産はいくらか?
- 去年の今頃から、どれくらい貯金できたのか?
- などなど
これらを確認しなければ始まりませんよね。
家計簿をつけている場合は、まずはそれを見直しましょう。日ごろ忙しくて分析ができていないなら、この機会にしっかり分析するところから始めましょう。
家計簿をつけていない場合は、これから少し支出の項目と金額を意識して家計簿をつけてみましょう。何にどれくらいお金をかけているのか、知っておいて損はないはずです。
将来の計画
将来の計画についてですが、こちらはかなり多岐に渡ります。
- 自分の年収は●年後いくらになるのか?
- 子どもは何人欲しいか?時期はいつ頃か?
- マイホームの購入時期、車の買換え時期はいつ頃か?
- マイホームの修繕内容、時期はいつ頃か?
- 退職金はいくらか?定年後の雇用制度はどうか?
- などなど
自分たちで相談して決められるもの(子ども、家、車などの自分たちの希望)は相談して決めて行けば良いですが、自分の年収見込みや退職金なんて突然言われても、わからなかったりしますよね。
年収や退職金などは聞きやすい先輩などへ話を聞くか、転職サイトで調べると分かる場合もあります。この機に自分たちで出来る限りの情報収集をしておきましょう。
実際には、FPさんの方で情報を持っていたり、会社規模などからある程度は予測できたりするので、もしわからなくてもあまり気にする必要はありません。
無理せず、出来る限り、で大丈夫です。
準備リストをひとつひとつ確認
すこし細かいですが、簡単にひとつひとつ見ていきます。
月々の収支の把握
月々の収支を確認することは『現状把握」の基本中の基本です。
確認して終わりではなく、今の家計の問題点を自分なりに考えてみることも大切です。
既に節約など頑張ってその効果が見えている場合は、自分で自分を褒めてあげることも忘れずに。
FPさんへ相談するにあたり我が家でも見直しをしてみたのですが、
固定費の削減はほぼ実施済みで『これ以上、月の支出を減らすのはかなり難易度が高そうだ』という感度を持って、当日のFPさんへの相談に臨むことになりました。
私たちのように、自分の家計の現状を知ると当日の本気度も変わってくるかもしれません。
預貯金の把握
預貯金の把握では、現在の残高だけでなく過去数年間での増減も確認しておくようにしましょう。
今この瞬間だけでなく、過去の時点をいくつか見ておくことで、今後の見通しを立てやすくなります。
実はこれ、私がFPさんとの打ち合わせで実際に聞かれて答えられなかったことでもあります。
『今』を確認することで気持ちがいっぱいで、『過去』と『未来』へ気持ちを向ける余裕がなかったんですよね。
『過去』と『今』を知れば、『未来』を見るときに役立つので、私を反面教師にして、ちゃんと確認しておいてくださいね。
投資資産の把握
投資性の資産も、預貯金と同じくらい大事なのでしっかりと確認しておきましょう。
この時、金額だけでなく投資対象が何で、年間のリターンがいくらなのかまで把握しておくとより良いです。
ライフステージに応じて許容可能なリスクも異なるため、ライフプランの話を進める上で投資資産は切っても切れません。(だから投資対象まで把握する必要があります)
FPさんはその道のプロですから、相談すれば運用についてもアドバイスをくれるはずですよ。(もちろん、全て鵜呑みで資産運用することなく自分でしっかりと考える必要はありますが)
保険の内容の把握
保険は大きな支出項目のひとつでもありますが、万が一の時には生活を助けるものです。
現在の内容が適切な内容なのか(過不足ないのか)等もFPさんへ相談してみると良いと思います。
過剰な保険はスリム化して支出を抑え、不足のある保険は補って万が一に備えましょう。
専門用語などわかりづらかったり、いくつもあって覚えづらかったりしますよね。そんな時は保険証券を持って行ってしまうのもアリです。
現物で細かな点を見てもらえると、間違いがなくて安心できますよ。自分で読み込む必要がないのでストレスもないですし、おすすめです(実際、私は保険証券を全て持って行きました)。
年収の把握
年収に関しては、源泉徴収票を持って行くのが一番間違いがないです。
残業の有無や諸手当の有無によって多少の増減があるため、数年分を持って行って参考にするのが良いと思います。
昇給ペースの把握
将来の計画を立てる上で、将来の自分の年収がいくらくらいになっているかを予想することは、かなり重要です。
と言っても、日頃からかなりアンテナを張ってないとこの手の情報は入ってこないかと思います。
↓のように、いろんな方法で知ることができるので、無理のない範囲で情報収集してみましょう。
- これまでの自分の昇給ペースを元に予想する
- 周りの先輩に聞いてみる
- 転職サイトなどで情報が出ていないか探してみる
- 昇給ペースはどのくらいか?
- 自分のピーク年収はいくら?いつ?
どうしても難しければ無理する必要はありません。
FPさんがデータを持っている場合もありますし、似たような規模の会社データからある程度は予想することも可能です。
年金の把握
自分が将来受け取れる年金も、今後の計画を立てる上で重要となってきます。
と言っても計算が難しい場合があるので、基本的にはFPさんにお任せしてしまうのが一番間違いがないかと思います。
学生特例制度を利用した場合は未納分がいくらあるか、など、FPさんに対して情報提供だけしっかりとしておきましょう。
年金手帳や年金定期便を持参するのもアリかと思います。
退職金の把握
自分が将来どの程度の退職金を受け取れるのか?
老後の資金としてどの程度を用意する必要があるかを考える上で、退職金の金額はとても重要となってきます。
これも可能な限り先輩やwebから情報を集めますが、どうしても難しければ似た規模の会社のデータで代用することが可能です。
家族計画と時間軸
子どもの人数に応じて、必要となってくる学費等が大きく変わります。
特に大学や大学院の費用を準備することを考えると、子ども一人で数千万円ほどかかる場合もあります。
自分たちの希望を伝え、収入面などから考えた場合の意見(実現するための方法など)をFPさんに求めてみても良いかも知れません。
子どもを望む時期は、女性の働くことのできる期間(産休、育休、復職時期)などへも影響するため、ここもしっかりと事前に考えておく必要があります。
車の買換え時期と方針
家の次に高価な買い物でもある車ですが、希望の時期によって資金計画が大きく変わってきます。
いつ頃、どの程度の金額の車を希望するか、事前に相談して決めておきましょう。
時期と、車両購入価格(軽自動車か普通車か、具体的な車種まで決まればより良い)がわかれば、資金計画が立てられます。
家のリフォーム時期・方針
家を購入しても、その後の修繕費などでいろいろとお金がかかるものです。
特に、数十年経過すれば水回りなどもリフォームの必要が出てきたりします。
これらをいつ頃で計画するのか、その時にどれくらいの金額をかけて、どのようなリフォームをするのか、などなど事前に決めておくと良いですよ。
と言われても難しいかなとも思うので、一般的な内容や平均金額などを確認しておいて、問題なければその内容でのシミュレーションをFPさんにお願いしましょう。
などなど
ここまでひとつひとつ見てきましたが、これらの他にもいくつかあると思います。
改めておさらいすると『現状の把握』と『将来の計画』です。
『過去』・『現在』・『未来』の視点で、もう一度見直しをしてみて下さいね。
我が家は、マンション購入検討中にFPさんを紹介されました
実は我が家の場合は、マンション購入を検討しているときに、マンションの営業担当者からFPさんを紹介してもらいました(無料相談)。
資金面で不安があるため購入に踏み切れないとマンション営業担当者へ相談したことがきっかけです。
こんな話をすると、
『マンション販売の人から紹介されたFPさんって、無理やりにマンション購入の方向へ話を持って行こうとするんじゃないの?』と心配になる人もいるかも知れませんが、実際にはそんなことはなかったですよ。
個人情報保護や秘密保持・守秘義務の観点から、
マンション販売側とFPさんとの間で相談者(私)の情報に関してのやり取りは出来ないことになっているそうです。
FPさんからは、特にマンション購入を強く勧められるようなこともなく、一般的なFP的アドバイスや、こちらの不安な点について丁寧に解説等をしてくれました。
そんな感じで、こちらも安心していろいろと相談することができてとても良かったです。
私の場合、実際に相談してみるまで『将来の資金面の不安』や『家計の不安』は漠然と持ちつつも、なかなかFPさんへの相談に踏み切れずにいたんですよね。
というのも、
『無料のFPさん相談ってなんか怪しい?大丈夫?』
『ちゃんとしたFPさんへの相談って有料?高くない?』
『こういうの詳しい知り合いもいないし。ちゃんとしたFPさんってどこから探したら良い?』
こんな感じでいろいろ悩むうちに相談から足が遠のいてしまってたんです。
私の場合はマンション購入という大きな買い物が一つのきっかけになったわけですが、もっと早く相談に行っておけば良かったなと思いました。
今回相談してみて、今後の人生プランを考える上でとても有用な意見やデータを貰えましたし、将来の見通しが立って気持ちが楽になりました。
あなたがもし、まだ相談に行ってない・行く機会を作ってないようなら、足が遠のいちゃう前に相談する機会を作ることをオススメします。
一度話を聞くだけでも、本当に、人生が変わると思いますよ^^
まとめ ~FP相談前の準備をしっかりね!~
今回は以上となります。
FPさんへ相談に行く前の準備編でした。
初めて相談する時って色々悩んで考えて、ついつい後回しにしてしまいがち。でも、本当に人生良い方向に変わると思うので、早めに相談に行っておくと良いと思います。
細かなこともいくつか書きましたが、準備に関してざっくりまとめると『現状の把握』と『将来の計画』が大事ですよ~という話でした。
幸せな将来のために、気合入れて準備してFPさん相談へ臨みましょう!^^