こんにちは、こぱぱです。
今回は、ふんわりおいしい基本のパン生地のレシピを紹介します。
細かいことは気にしない適度に手抜きなパン作りでも、ふっくらとしたふんわりパンの出来上がり。
このパン生地でウインナーを包んでも良し、ハムを挟んでも良し、コーンパンやカレーパン、バターロールにしても良しの万能パン生地です。
手軽に日々のパン作りを楽しみたい人におすすめのレシピです。
新型コロナの感染以降、社食の利用を止めて毎日パン弁当生活になった自分も、このお手軽レシピにとても助けられてます。このレシピの配合を覚えておけば、いろいろなパンにアレンジ出来るのでかなり重宝しますよ。
子育てや仕事で忙しい、けどパン作りも楽しみたい、そんな方にもピッタリのレシピになってます。
配合
基本のパン生地の配合はこちら。
材料 | 分量(6~8個分) |
水 | 100~120g |
砂糖 | 20g |
ドライイースト | 3g |
強力粉 | 200g |
塩 | 3g |
バター | 20g |
その他・アレンジ | 適量 |
この分量で、中くらいなら6個分、小さいサイズなら8個分のパンが作れます。
バターは他のオイルで代用してもOK。私はよくサラダ油やオリーブ油をバターの代わりに使っています(その場合は20⇒15gくらいにするとちょうど良い)。
バター5g+サラダ油10gの配合も試してみましたが、バターの香りはほのかにしつつ、サラダ油で軽い食感になってなかなか良かったですよ。慣れてきたらいろいろ試してみると自分の好みの割合も見つかるかも。
作り方
今回紹介する基本のレシピの作り方はこちら。
※[詳細]をクリックするとその工程の詳細へ飛びます(ページ内リンク)。
- 5~10分予備発酵 [詳細]
ぬるま湯でイーストを予備発酵
- 10~30分混ぜ・捏ね [詳細]
適度な柔らかさになるまで(耳たぶほど)
- 5~10分1次発酵 [詳細]
電子レンジ(600W・30秒)で時間短縮。2倍程度に膨らんだらOK
- 10~20分成型 [詳細]
ウインナーロールやバターロールへのアレンジはここで。
- 30~50分2次発酵 [詳細]
この後オーブンを予熱する間にも発酵が進むことを考えて、少し早めに切り上げる
- 10分オーブン予熱 [詳細]
オーブンの上に天板を置いて、熱を利用してさらに発酵(熱くなり過ぎないよう注意)
- 10~20分焼く [詳細]
170~200℃で10~20分程焼く
- 完成!
粗熱が取れてからビニール袋へ移しておくと翌日もパサつかずしっとりふわふわ
もう少し詳しく見ていきましょう。
イーストの予備発酵
・水 100~120g
・砂糖 20g
上の材料を計量して電子レンジ対応のボールへ。
電子レンジ600Wで30秒チンして温める。そこへイースト3gを投入して5~10分くらい予備発酵させる。(インスタントドライイーストなら省略してもOK)
計量
イーストの予備発酵を待つ間に、その他の材料も計量しておく。
・強力粉 200g
・塩 3g
・バター 20g
バター20gは、サラダ油15gでも代用可能(オリーブ油15gでも可)。
混ぜ・捏ね(こね)
予備発酵を終えたイーストのボールへ、強力粉を数回に分けて入れながら混ぜる。始めは粉っぽいけど、少し混ぜているとまとまってくる。
まとまったところで、塩とバター(室温に戻しておく)を加えてさらに混ぜる。
ボールの中である程度まとまったらこねマットの上に出して、こすりつけるようにして生地がなめらかになるまでこねる。
※忙しい時、疲れている時は無理せずほどほどでOK。
このレシピは、多少こね不足でも十分おいしいパンに仕上がるので無理しなくて大丈夫です。
1次発酵(電子レンジ)
電子レンジ対応のボールに生地を入れ、ラップをして600Wで30秒チンする。終わったらそのまま電子レンジの中で5~10分放置して生地が2倍程度に膨らむのを待つ(1次発酵)。
※時間は目安。生地の膨らみが足りない時は少し伸ばす。
分割・成型
発酵後の生地をボールからこねマットの上に取り出し、軽く押してガス抜きをする。その後、カードを使って生地を分割していく(6~8等分)。
分割した生地を丸める。表面を張るように丸めて並べて、少しおく(ベンチタイム)。
好きな形へ成型してオーブンの天板に並べて行く。2次発酵で膨らむことを考えてパンとパンの間は少しスペースを取る。
※ソーセージを包んだり、チーズを中に入れたり、具材などのアレンジをする場合はここで!
2次発酵
少し暖かい所において40分程度、2次発酵させる。オーブンレンジの「発酵」機能を使うと便利。
※生地が膨らんで1.5倍程度になればOK。
うちのオーブンは、温度設定で「↓」を連打していくと「発酵」モードを選べます。冬でも暖かくして発酵出来るから便利。
オーブン予熱
2次発酵で生地が1.5倍程度に膨らんだら一度オーブンから取り出して、オーブンの予熱を開始する。
温度の目安:170℃~200℃
予熱の間、オーブンの上にパン生地の乗った天板を置いてオーブンの熱でさらに発酵を進めておく。最終的な膨らみが成型直後の2倍程度になるように。
焼く
オーブンの予熱が完了したら天板ごと生地をオーブンに投入して、いよいよ焼き始め!時間は焼き色を見ながらお好みで。
目安:170℃~200℃・10~20分
うちのオーブンは180℃前後、15分前後がちょうど良い焼き加減になるみたい。
焦げそうならアルミホイルをかぶせて予防するのがコツ!
アレンジ例
この基本のパン生地を使って作ったアレンジ例を紹介します。
ソーセージロールパン
基本のパン生地を分割、丸めた後、細長い棒状に伸ばしてからソーセージに巻きつけました。
我が家ではいつも、子ども用に魚肉ソーセージverも作ってます。
細く伸ばして巻き付けるのが意外と難しい!成型難易度はやや高め。でも子どもウケは結構よかったですよ。
くるくる~と巻くのは難しい!という時は、簡易版のこちら(↑)もおすすめ。平たく伸ばした生地の上にソーセージを乗せて、くるんと巻き付けるだけ(笑)簡単!でもおいしい!ので、こちらもぜひ。
コーンパン
コーン缶のコーンを包んで焼きました。パンの中のコーンまで熱がちゃんと伝わっていて、コーンの自然な甘味を感じられるパンです。子どもにもおすすめ。
※包む時に水分や油分が生地についてしまうとその部分の接着力が落ちちゃうので注意。あとでそこが開いちゃうことも・・・。
コーンは気持ち少な目に、生地の中心に置いてからゆっくり包むと上手く行きますよ。
包むのは少し難しそうだなぁ・・・という人は、生地を平たく伸ばして上にコーンを乗せて焼くこちらのピザスタイルがおすすめ。このパンでは、コーンとマヨネーズを乗せて焼きました。
焼き上がりはマヨネーズとコーンの良い匂い。味もGood!
ツナマヨパン
こちらはツナマヨパン。
生地を平たく伸ばした上にツナマヨを広げて、さらに上からマヨネーズをかけて焼きました。成型はささっと簡単に。それでもかなりおいしいです。さすがツナマヨ。
※隣はシンプルにそのまま焼いたちぎりパン。これはこれでおいしいですよ。
ベーコンエピ
基本の生地を使ったベーコンエピ。初めてでドキドキでしたが、なかなかおいしそうに焼けました。
切り口のところにマヨネーズを少し乗せて焼いた方が味にアクセントが加わってさらにおいしい。見た目にも良し、味も良し、これもおすすめのパンのひとつです。
ベーコンと一緒にチーズを巻いてもおいしいかも?
まとめ
今回は、どんなパンにも応用できる基本のパン生地を紹介しました。
このレシピひとつ覚えておけば、あとは何を包むか?どんな成型にするか?のアレンジでかなり幅広くいろんなパンを作ることができます。
簡単なレシピなので、ちょっとパン作りに興味が出てきたかも!?という人も、細かなことは気にせずまずは楽しんで作ってみてください^^
ぜひ楽しいパン作りライフを過ごしてくださいね。