【パン作りの道具5選】最低限これだけあればOK!

パン

初めての人が『よし、パン作りをしてみよう!』と思ったときに必要となる最低限度の道具を紹介します。

初心者は道具をアレコレそろえるよりも、まずはパン作りの工程を一通り経験してみた方が良いと思います。実際に自分の手でやってみると、自分に必要な道具はどれで、必要ない道具はどれかと言うこともだんだんとわかってきます。


そうは言っても最初の最初は『どれを揃えたら良いんだ?』となると思うので、今回は『これは外せないよね』と私が思う必要最低限のものを紹介していきます。これだけあれば、一応パン作りが出来るよ!という道具たちです。

ということで、この記事は、本格的にパン作りをしたい人・・・ではなくて、『ちょっとパン作りしてみたいなぁ』っていうライトな人向けの記事となります。ぜひ参考にしてみてください。


パン作りは、実は意外と少ない道具で始められるので、ちょっとした趣味にも良いですよ^^

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パン作りに最低限必要な道具5選

パン作りに最低限必要な道具を5つ紹介します。必要な道具はこれだけです。

  • ボール
  • こねマット
  • キッチンスケール
  • オーブン(オーブンレンジ)
  • カード(スケッパー)

パン作りって、どうしても職人さんのイメージが浮かんで、いろいろと本格的な道具が必要だと思ってしまうのですが、家庭で趣味で作るだけであれば上の5個の道具があれば十分です。

専門的な凝った道具を揃えても良いし、ごく普通の家庭にある道具を使ってもOK。

一応、どんなものが良いのか見ていきましょう。

ボール:電子レンジで使えるプラスチック製がGood!

ボールは小麦粉や塩・砂糖と水を混ぜる一番最初の工程で使います。

ごく普通の一般的なものでOKですが、軽く温めるときに電子レンジを使ったりするので、電子レンジ対応のガラス製かプラスチック製が個人的にはおすすめです。

私が最近ハマっている時短のパンレシピも電子レンジは多様するので、プラ製のボールが活躍しています。落としても割れない点も、小さい子どもがいる我が家ではポイント高いです。

プラ製ボールのメリットはざっとこんな感じです。

  • 電子レンジが使える
  • 透明・軽い
  • 落としても割れない
  • 200℃以上の耐熱◎ ←ポリメチルペンテン製

透明で軽くて耐熱性もしっかりあるプラスチック製のボールとして、ポリメチルペンテンという材質のボールがオススメです(実際に我が家で使っているやつ)。

ポリメチルペンテンは耐熱温度が200度あるので、熱湯を注いでも大丈夫です。サイズ違いで3個ほどあると、料理でも活躍しますよ。

こねマット:本格マットが使いやすい!100均のシートまな板で代用もOK!

粉と水を混ぜた後は生地をこねていきますが、その際に使うマット(シート)です。

製パン用のパンこねマットが各社から出ています。シートの裏面に滑り止め加工がされている物はこねてる間に滑らないので使いやすいようです。

製パン用の専用マットは、マット自体が大きくてこねるときにはみ出しづらいのが最大の利点です。(他にも分割の時に便利なガイドや、先ほど紹介したすべり止めなどなど、便利な機能が詰まってます)



私は100均の「シート状まな板」をこねるときのマットとして代用していますが・・・それほど大きくないので油断するとこねてる最中にシートからはみ出してしまいます。

狭いシートからはみ出さないようにこねるのも結構気を遣うので、こねる工程は普通の倍くらい疲れちゃって、パン作りに慣れてきた今でも生地をこねるのがあんまり好きじゃないです(笑)



こねる時のマット(シート)については、パン生地をしっかり自分の手で心行くまでこねたい人には専用マットを勧めます。反対に、ほどほどでも良いかなぁという人は、100均のシートでも大丈夫かも知れません。

初心者でちょっと様子見の人はまずは100均のシートから。実際にやってみてイメージがわいてきたらその時また専用マット買うかを考えましょう。

キッチンスケール:デジタルが便利!0.1gまで計れると完ぺき!

一般的なスケール・電子はかりで大丈夫です。もちろんアナログ式のばね式はかりや、上皿天秤みたいなものでもOKですが、応答の速さと正確さからデジタル式が個人的にはおすすめです。

あと、表示桁数ですが、0.1gまで計れるものの方が正確なので便利だと思います。塩やイーストは0.1gスケールで計った方が失敗が少ないです。(もともと3g程度しか入れないので、計量誤差の影響を大きく受けやすいため)

ということで、これから新調する場合は『最小桁0.1gまで計れる』ことを確認してみてくださいね。ちなみに、我が家は元々持っていたのが1gまでのスケールだったので、今でもそれを使っています。ほんとにたまに、計量誤差で塩が多く入ったりしてしょっぱいパンが出来上がります(苦笑)

おいしいパンを作りたければ、0.1gまで計れるキッチンスケールをぜひ!(笑)

オーブン:発酵機能と電子レンジ機能もあるとGood!

パンを焼くときに使うオーブンは、持っておくと便利です。(一応フライパンやトースターで焼けるレシピもありますが、オーブンを持っている方が幅が広がります)

オーブンによっては「発酵」モードがあり、庫内をパン生地の発酵に適した温度(30-40℃程度)にキープしてくれます。これがあると冬場でも冷え切ってしまうことなく生地を発酵させられるので便利です。

高級ーブンになると、焼いている間にスチームを出せるものもあり、より本格的にパンを焼くことができるようです。スチームオーブン、などと呼ぶようです。

ちょっと高いけど、憧れますよね。パリッとしたフランスパンなども、このスチームオーブンであれば焼けちゃうみたいですよ。(憧れつつも、我が家はスチームオーブン導入をひとまず保留中)

カード:プラ製の安いものでOK!1個あると作業効率が段違い!

カード、あるいはドレッジ、スケッパー、スクレーパーと呼ばれるものです。パンをボールから出したり、パン生地を分割する時などにも使います。

『そんなのいるの?』と思いますよね?
実は私もそう考える派で当初カードは買ってませんでした。

生地の分割はテーブルナイフを使ったり、生地をボールから出すときは木べらやスプーンを使ったり・・・。ただ、回数重ねるうちに作業しづらさを感じて結局カードを後から買い足しました

テーブルナイフだと意外とパン生地が切れなくて手こずったり、木べらやスプーンだとパン生地がくっついちゃって、デリケートなパン生地を傷めちゃったりと、失敗したことが何度かあります。

ちゃんとしたカードは軽くて扱いやすいのと、プラ製なので生地が付きにくいので助かっています。丸いカーブの方を使うとボールの局面に沿って生地をすくうことができたりと、角とカーブのあるこの形がわりと活躍してますね。

ちなみに今使っているのは下の物です。意外と安くて、2個で350円程度でした(最低注文数が2個)。2個で買って、1個だけ開封してもう1個はまだ未使用です。パン作り以外にも、製菓や料理にも使えるので、使い分けても良いかも知れないですね。

まとめ:パン作りの道具って意外と少ないよ!Let’sパン作り!

今回は、パン作りに最低限必要な道具を紹介しました。

こだわり出すと、パン生地を伸ばす棒や、刷毛(ハケ)、乾燥防止の布巾、霧吹き、焼いたパンを載せておくケーキクーラーなどなど、欲しい道具はどんどん出てくるのですが・・・。

最初は最低限の道具で、まずはパン作りを一回やってみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

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