こんにちは、kopapaです。
今回は、ワードプレスで数式を書くときに便利なプラグイン【Simple Mathjax】を紹介します。
このプラグイン、ちょっとした数式から凝った数式まで、とにかく数式をきれいに書くことができます。
ブログを書いていて『数式も載せたいな』と一度でも思ったことのある人は必見!簡単なのでぜひ活用してみてください。
実際に数式の例も交えながら紹介していきます。
はじめに:数式の実例を紹介
まず初めに、今回紹介するプラグイン【Simple Mathjax】で実際にどのような数式が書けるのかを紹介します。
$$\frac{1}{2}x+3=\sqrt{5}$$
$$\sin^2 x+\cos^2 x =1$$
$$a_{n+1}=2a_n+3$$
$$\int_0^2 f(x)\cdot dx$$
$$\sum_{k=1}^n (k^2+3k+1)$$
$$\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+a}}}$$
どうでしょうか?結構きれいに数式を書けていると思いませんか?
プラグインを導入する手順
実際にプラグインを導入する手順を紹介します。
と言っても特殊なことは何もなく、普段プラグインをインストールしているのと同じ方法でOKです。
ワードプレスのプラグインへと進み、『Simple Mathjax』で検索をしてください。
こちらが今回使用しているプラグインです。
インストール、有効化を実行で数式を書くための準備は完了です。
あとは、実際に記事作成画面で数式を書いていきましょう。
簡単な数式の入力($で挟む)
数式を書く方法を具体的に見ていきましょう。数式を書く時は、『$%$$』の記号を使います。
(これ以降の説明では、全角$を使うことがありますが、実際に入力する時には半角$%$$を使用してください)
独立行で書くか、文中で書くかで2通りの書き方があります。(ややこしいですが、あとで具体例を紹介します)
- 独立行で書く ⇒ 『$$』で数式を挟む
- 文中で書く ⇒ 『$』 で数式を挟む
数式の入力(独立行の場合)
$$x+2=5$$
このように、数式が独立して1行となるように書く方法は、$$でコマンドを挟めばOK。
例えば上の数式は、
$$x+2=5$$
こんな感じで書いています。 ※$は半角で入力してください^^
数式の入力(文章と同一行の場合)
$x+2=5$ このように、文章と同じ行に数式を書くこともできます。これは、さっきは2個だった$を1個使用するだけOKです。
上の数式は、
$x+2=5$ このように、・・・
と、こんな感じで書いています。
複雑な数式の入力(LaTeXコマンド使用)
$$\frac{1}{a+2}x+5=\frac{x+1}{x-1}$$
冒頭で紹介した数式や、このような少し複雑な数式の入力には、LaTeXのコマンドを使用します。
上の数式はコマンドを使って、
$$$\backslash$frac{1}{a+2}x+5=$\backslash$frac{x+1}{x-1}$$
と入力しています。
LaTeX(らてっく、らてふ、など)について、今回は『数式を入力するためのコマンド』くらいに思っていただいてOKです。
よく使うコマンドを覚えてしまえばサクサクと数式を書くことができますが、初めのうちは知らなくても大丈夫。
『LaTeX シグマ』や『LaTeX 積分』などと検索すれば、コマンドを紹介しているwebページがたくさん出てきます。
例えば、こちらのサイト(外部サイト)ではコマンドがわかりやすく紹介されています。気になるコマンドをコピーして使えるので大変便利です。
Easy Copy MathJax(外部サイト)
LaTeXの参考書
LaTeXコマンドは、webで検索すれば参考になるサイトがいくらでも出てきますので、わざわざコマンドを調べるためだけに書籍を買う必要はない、というのが個人的な意見です。
しかし、書籍が手元にあると調べるのが早い&楽なのは確かです。また、(コマンド以外も含めた)LaTeXを0から学習する上で系統立てて学べる点は書籍の利点と思います。
そこで、ここでは私が学生時代にLaTeXを少し学んだ際に使用した参考書を一応紹介しておきます。
余談ですが、私は学生時代に個別指導塾で講師をしており、高校生向けに$\sum$や$\int$の公式プリント、問題プリントを自作していました。
今ではWordでもきれいに数式が書けますが、学生時代はまだWordの数式が今ほどきれいではなかったので、LaTeX一択だったんですよね。(もう十年以上前の話・・・なつかしい)
[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門
こちらが私が実際に使っていた書籍です(最新版は第7版です)。
この本は、LaTeXをこれから始めよう、少し始めたけれどやはり参考書が必要だ、という人にオススメの一冊です。
しっかりとボリュームもあり、LaTeXを使って数式や数学記号が入った資料を作成する上で必要な情報が(それ以上も)網羅されています。
LaTeX関連の書籍は数が多すぎて、どれが良いのかよくわからないですよね。特に初心者のうちは迷うと思います(私もそうでした)。
参考書で迷ったらまずはこの本です。内容が心配な人は、まずは騙されたと思って図書館や本屋で試し読みをしてみてください^^
[改訂第7版]LaTeX2ε美文書作成入門
こちらが最新版の第7版です。価格はおおよそ3500円前後です。
Kindle版もあるので、紙の本はかさばるからイヤという人でも手に取りやすくなっています。
私は第5版を使用していましたが、最新版の第7版もAmazonレビューは高評価なようです。
まとめ:『Simple Mathjax』で簡単きれいに楽しく数式を書こう!
最後にまとめます。ワードプレスで数式を書くには・・・
数学が好きで、数式をもりもり入れてブログを書きたい!というそこのあなた、ぜひこの記事を参考に数式モリモリのブログを書いてみてください^^
プラグインを入れたら楽しくなっちゃって、数式を実際に書いてみた記事はこちら。