今回は、子ども用玩具の不思議な砂・キネティックサンドについて紹介していきます。
今までキネティックサンドを知らなかった人も、この記事を読んでいただけばキネティックサンドのことがわかると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください^^
不思議な砂・キネティックサンドの紹介動画(ラングスジャパン)
まずはこちらのキネティックサンドの動画(1分20秒)をご覧ください(販売元のラングスジャパンの紹介動画です)
このように「ぎゅっと丸めることができたり」、「クッキーの型のようなもので型取りができたり」と、一見『粘土のような感じ』がしますよね。
でも、よくよく見てみるとなんだか『しっとりした砂』のようにも見えたりして・・・。
だんだん粘土なのか砂なのかわからなくなってくる(あら不思議!!)。
とまぁ、このような感じで、『不思議な砂』と言われているんですね。
私自身、このキネティックサンドを初めて知ったときは不思議すぎて、真っ先に・・・特許や作り方を調べてしまいました^^;(調べた結果は後でご紹介します)。
この記事を書きながら、改めてこの動画を見ているのですが、やはり何度見ても不思議ですよね。この不思議な動きの秘密が、たった2%配合されている特許成分の効果だというから驚きです。
キネティックサンドは「室内砂遊び用の砂」としても人気
先ほど見ていただいたように、こんなに不思議なキネティックサンドですが、実はその不思議な特徴だけでなく「室内で砂遊びができる玩具」としても人気があります。
キネティックサンドは粘土のようにまとまる性質があるので、家の中で遊んでもあんまり散らからなくて片付け楽々♪ということで注目されています。
砂遊びと言われて真っ先に思い浮かぶのは公園の砂場ですよね。
晴れの日は良くても、雨の日は公園に砂遊びに行くことは出来ないし、子どもに砂遊びをしたいと駄々をこねられて困ってしまった・・・という経験はないですか?
家の中で砂遊びができる玩具があったら、そんな時に大活躍すること間違いなし!ですね。
つい最近では、2020年の新型コロナウイルスの流行であまり家の外に出られない『巣ごもり』のときの玩具・遊びとしても、人気が出たみたいですよ。
キネティックサンドはSNSでも人気!
「不思議で面白い性質」「室内砂遊び用の砂」という特徴で、キネティックサンドは室内遊び用のおもちゃとしてインスタグラムやTwitterなどのSNSでも話題になっています。
Twitterを見てみると結構評判は良いみたいです。
粘土の性質で、細かなフォルムもくっきり型取り
キネティックサンドは粘土のような砂、ということで、おもちゃの包丁でサクッと切れたり、いろんな形に型取ることができたりと、その不思議な感触に、釘付け間違いなしの玩具です!
その粘土のような性質を使うと、こんなに細かなフォルム(↓)も、くっきりと型通りに作ることができるんです。
本当に、粘土のようですね!
不思議の秘密は2%の特許成分~正体はシリコーン~
キネティックサンドの公式サイトによると、98%は純粋な砂で、あとの2%が特許成分とのこと。
『たった2%でただの砂がこんなに不思議な砂になってしまうなんて!』
そんな魔法のような成分がいったい何なのか、少し調べてみました。
こちら(↓)の記事(外部サイト)によると、どうやらキネティックサンドは表面をシリコーンでコーティングされている砂とのこと。
ちなみに、情報元はAmerican Chemical Society(ACS:アメリカ化学会)の方ということなので、これが本当なら、情報の信頼性はあるかなと考えています。
また、調べている過程でこの記事の他にも、同じように『シリコーンがキネティックサンドの魔法のような性質の秘密』と書いているものがいくつも見つかりました。
これらのことから、まぁおそらくシリコーンコーティングされた砂ということで間違いないだろうと考えています。
【安全面】しっかりと安全性が確認されているから安心!
・日本食品検査 合格済
引用元:株式会社ラングスジャパン「キネティックサンド」
・アメリカ&ヨーロッパ安全基準検査 合格済
このように、公式サイトの記載からも、安全性が高いことがわかります。
安全性が確認されているという点は、子を持つ親としてはすごく安心できますね。
我が家の長男(2歳)は最近ではあまりおもちゃを口に入れなくなりましたが、もう少し小さい子どもだとすぐにおもちゃ(やその他なんでも)を口に入れてしまうので、そのようなお子さんを持つ親御さんは安全性は人一倍気になるところだと思います。
【数々の受賞歴】知育おもちゃとしても効果あり!
今回紹介したキネティックサンド、実は数々の賞を受賞しています。
・ペアレンティングアワード
引用元:株式会社ラングスジャパン「キネティックサンド」
・TOY-1グランプリ銀賞
・ギフト・ショー新商品コンテスト準大賞受賞
・キッズデザイン賞
手を使った遊びは脳に良いとよく言われますよね。
砂遊びって、ぎゅっと砂を握ったり、さらさらと触ってみたり、手からいろいろな情報が脳に入ってきます。
・お子さまの創造力が膨らみ脳を刺激する最高の知育トイ
引用元:株式会社ラングスジャパン「キネティックサンド」
・砂に触れる機会の減ったお子さまに室内で遊べる不思議な感触の砂
『子どものうちは、日々いろいろな刺激を受けて育ってほしい』
と考えている我が家にとって、このようなおもちゃはまさにうってつけ。知育玩具としても高評価です。
キネティックサンドの遊び方と注意点
室内砂遊び用の砂!というキャッチコピーで販売されているキネティックサンドですが、室内で遊ぶ上で多少の注意は必要です。
以下で注意点を詳しく見ていきます。
室内で遊ぶと散らかる?
キネティックサンドの口コミを見ていると、散らかると言っている人もいれば、それほど散らからないと言っている人もいることがわかります。
客観的にそれらの口コミを見ていて、私が感じたことは、当たり前ですが砂なのだから「多少は散らかる!」ということ。
それほど散らからないと言っている人はきっと「最初から散らかることを覚悟していたら思っていたほどではなかった」というパターンかなと。
口コミで『何の対策もなしに遊んでも全く散らかりませんでした!』なんて言っている人は見つかりませんでした。
ということで、砂で遊ぶ限りは、部屋が砂で散らかることは少し覚悟しないといけないようです。
しかし、しっかりと対策をすればあまり散らからずに楽しく遊ぶことができるので、これ以降で遊び方のコツと対策を紹介していきます。
レジャーシートを敷いて遊ぼう!
一番多かった対策は、「レジャーシートを敷く」というもの。
レジャーシートの上で遊べば、少しくらい砂が散っても大丈夫!
遊んでいると服にも砂がついてしまうので、遊び終わったときには服についた砂もレジャーシートの上で落としてあげるのがコツなんだとか。
やるなら徹底的に!大きめのレジャーシートを用意するのが良いですよ。
服につく砂の対策
手や素足についた砂は、粘土のように簡単に丸めて回収ができますが、服についた砂だけは少しやっかいです。
服に砂を付けないための遊ぶ前の注意点として、簡単に脱ぐことができる靴下は脱いでおく方が良いです。(シャツやズボンは脱ぐわけにいかないかもしれませんが)
レジャーシートに、素足、これでほぼ完ぺきです!
さらにシャツやズボンへ砂が付くことを防ぐための砂遊び用のエプロンなんかがあるとさらに完ぺきなのではないでしょうか!
砂場遊びセットがあるとさらに楽しめる!
公園で砂遊びをするように、スコップやバケツなどの砂遊びセットがあると、ますます楽しく遊べます。
キネティックサンドの特徴を生かして、先ほどの写真のように、型取りしてお城などを作るのも楽しそうですね。(キネティックサンドなら、上で紹介したTwitterのようなお城が誰でも簡単に作れてしまいます!)
目指せ!大きなお城!普通の砂では作れないような細かな造形のお城がいつでも簡単に作れてしまうので、子どもがますます砂遊びにハマっちゃいそうです。
キネティックサンドの保管方法
保管の際は、湿気にだけ気を付けてください。
でも、もし湿気を吸ってしまっても大丈夫。ドライヤーの送風などで乾かせば元通りに遊べます(注意:熱風はダメ)。
保管・保存にあんまり気を遣わなくて良いのは楽で良いですね。
ちなみに『ラングスサンドテーブル』という、保管容器にもなり、遊ぶときのテーブルにもなる、一石二鳥な便利アイテムもありますので、キネティックサンドの購入を検討される方はあわせて見てみても良いかも知れません。
ラングスサンドテーブルには、キネティックサンドの他にスコップなどの砂場セットが一通りついてくるので、これがあればすぐに砂遊びを始めることができるようになっています。
キネティックサンドとのセットで、合計5000円弱ほどのお値段です。
室内砂遊び用の不思議な砂・キネティックサンドで遊ぼう!
今回は不思議な砂、キネティックサンドについて紹介しました。
粘土のような砂、不思議な動きを見て、ちょっぴり興味を持っていただけたでしょうか?
『雨でも砂遊びがしたいっ!』
『じゃあ室内で砂遊びしちゃおうっ!』
雨で外に行けない時、コロナで外に行けない時、そんなときのおもちゃとして、購入を検討してみるのも良いかも知れませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回紹介した不思議な砂・キネティックサンドはAmazonや楽天で購入可能ですので良かったらどうぞ。
簡単に手に入る材料でキネティックサンドを手作りする方法についても書いていますので、こちらもあわせてご覧ください。
キネティックサンド以外の不思議な砂についても書いています。
ちなみに、キネティックサンドを切る時のサクッという感触は、アイスの「爽」をスプーンでサクッとするときの感触に似ているそうです。